気候の変化が激しいですね。
こういう時期は体調の事でご相談を受ける事も多くなります。親やきょうだい、或は親戚や友人が「○○の病気と診断されました。」というようなご相談も。
この原稿を書く前にも、「実の姉が倒れました。」という内容のご相談を受けました。
「深刻な状況です。どうしたら良いのでしょう。大丈夫でしょうか?」
電話の向こうにいる相談者は20年来の知人Aさんです。
お姉さんの嫁ぎ先のお名前と、旧姓を聞きます。
それを心で唱えると直ぐに、回答が聞こえて来ました。
『この者、嫁ぎ先にて気を緩める事ほとんど無し。張りつめた毎日で呼吸も小さくなりながら、ひたすら毎日をやり過ごす生活。楽しき事も、自分よりも子に夫にと譲り、家族と家庭を守る。しかしこの者の笑顔を喜ぶ家族がいない事に、ひとり寂しくわびしく、時に涙して過ごしておった。
病は深刻なれど、ゆっくり休まれるようこちらで用意した。この度は「体と心を休める為の休養日」と捉え、己の心と身体は、自身が守らねば誰も守ってくれぬと心得よ。自身が守る、と決心したなら、我々も周りで見守るゆえ、安心されるが良い。しかし、これまでも体調不調は気づきながらも体を休めることをしなかった結果と学び、これからはくれぐれも心、身体を大切にするように。』
と本人に伝えるように指示してきます。
まず、妹さんに確認してみました。
白河「お姉さんは、とても気を使って生活しているの?身体も相当疲れているようだけど心当たりは??」
Aさん「あります。あります。姉は優しいというか、とても気を使って生活しています。」
白河「そうなの?それなら、この機会に少しゆっくりして自分の事も大切にするように伝えてください。今回は、命は大丈夫とのことです。これからは、決して身体や心にストレスをかけないようにと貴女からも伝えて下さい。そして、少し心のサポートもしてあげてね。」
Aさん「あー良かったです。ホッとしました。覚悟しなければいけないかと思っていましたので。」
つづく