防災の考え方と準備

防災のために何をしたら良いのだろう。何を準備しておいたらいいんだろう。

備えあればうれいなし!

テレビで雑誌でネットで色々と情報はあるけど、結局よく分からない。忘れてしまう。 一つにまとまっていればいいのに。という人も多いのではないでしょうか?

防災の準備を始めるときや買い出しをするときのために、 参考になるページを作成してみましたので、お役にたてたら嬉しく思います。

いざというときの緊急連絡・安否確認に便利なツールは?

操作方法はとっても簡単です。2種類ご紹介します。

電話で伝言を残す。(災害用伝言ダイヤル171)

録音:171をダイヤル ⇒ 1をプッシュ ⇒ 自分の番号か被災地の方の電話番号をプッシュ

再生:171をダイヤル ⇒ 2をプッシュ

※本人もしくは相手の電話番号が対象の被災地の人である必要があります。
1電話番号あたり最大10件、30秒まで録音可能だそうです。

文字で伝言を残す。(災害用伝言板(web171)

インターネットにつながる端末からこちらをクリックする。

画面が開くと、電話番号を入力することができるので、自分の電話番号を入力後、登録ボタンをクリックする。

新しい画面が開くので、その画面に、自分の名前と相手に伝えたいことを100文字以内で入力し、「登録」ボタンをクリックする。

以上で登録完了です。

相手の安否を確認したい場合は、電話番号に確認したい相手の電話番号を入力し、確認ボタンを押します。

もし、相手が自分の番号で伝言を登録している場合、登録済みの伝言メモが表示されます。

※電話番号を間違えている場合や伝言が登録されていない場合は伝言メモは表示されません。

※どの番号で登録するかは、家族で事前に話し合っておきましょう。

※こちらのシステムはいつでも使用できます。家族同士で試しに使用するなど震災が起きる前に事前準備を済ませておきましょう。

避難時に家族が集合する場所を考えておく

普段からどこでどのように集合するかを家族でお話しておくといいと思います。

災害が起きたときに困ったこととして多かったのは、

  • トイレ
  • 電源の確保
  • 食材

だそうです。

災害が起きてすぐ対応できるように普段から用意しておくものと、災害が長期化した場合に必要なものをまとめてみました。気になるものをクリックすれば購入することもできますので、必要に応じてご準備ください。

【1次持ち出し】
防災のために用意しておくもの(備品類)

いざという時に備えるべき物をリストにしてみました。
ここでは、目安として避難時にすぐに持ち出すべき必要最低限の備えで、 被災時・非常時の最初の1日をしのぐためのリストです。

用意の仕方は、単品で集める方法と、防災セットとして販売されているものを購入し、必要に応じて単品で購入していく方法があると思います。物品を買わないでも家にあるもので用意できるものや、100円ショップで安価に用意できるものなどもありますので、リストをみながらどういった用意の仕方が良いかを考えてみるのも良いと思います。

単品で用意するのはいくつかのお店を周り探さなくてはならないし、店によっても値段が違ったりと大変。
調べたり買い物に行ったりと何かと精神的にも体力的にも大変だと思いますので、お手軽に用意できる方法をスタッフで調べてみました。
どこで買ったら良いか、何を買ったら良いかよく分からない。という人であれば、まずはこちらから揃えてみてはいかがでしょうか?

※目安は、1日、大人2人分

※以前は商品画像を表示することができましたが、Amazonのシステム変更により表示ができなくなりましたので、ボタンをクリックして商品詳細をご確認ください。

非常持出袋(数量:1)

自宅にあるリュックでOKです。
空いているリュックがないのであればこちらという方法もあります。

缶入り乾パン(数量:2)

最低限の食料として 1人あたり110g程度のものが必要になると思います。
また、防災用を用意しなくても、ローリングストックで対応することもできると思います。

飲料水(数量:4

1人1日1Lが目安になります。
タンクに水道水を入れておくというのも良いかもしれませんが、水質劣化が心配ですよね。
ある程度、ペットボトルをストックしておくのも良いと思います。

懐中電灯(数量:2)

停電が起きたら必ず必要になります。
ライト、ラジオが一体になったものがあると安心です。

携帯ラジオ(数量:1)

携帯ラジオをお持ちでなければ、懐中電灯と一体タイプを用意するとコンパクトです。

停電時に困ったのは、実はスマートフォンの充電だった。という声が多かったようです。
ライト、手動発動式充電器、ラジオが一体になったものがあると安心です。

非常用ローソク(数量:2)

あると便利です。100円ショップで用意するといいと思います。

ライター(数量:2)

あると便利です。100円ショップで用意するといいと思います。

万能ナイフ(10徳ナイフ)(数量:1)

調理や何かを開封する他、とげ抜きとしても使用ができます。

軍手(数量:2)

ガラスや尖ったものに強い厚手の軍手が良いと思います。
また、熱に強いものだとより良いと思います。防寒にもなります。

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救急セット一式

  • 毛抜き(数量:1)
  • 消毒薬(数量:1)
  • 脱脂綿(数量:適量)
  • ガーゼ(滅菌)(数量:2)
  • ばんそうこう(数量:10)
  • 包帯(数量:2)
  • 三角巾(数量:2)
  • マスク(数量:適量)
  • 常備薬、持病薬など(必要な方)
  • 処方箋コピーもあるといいと思います。

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電源

災害時に困ったという話を聞くのが、電源の確保。

特にスマートフォンの充電がなくなる。LEDライトなどの電池がなくなる。とかなり不便になるということがわかったそうです。多少の乾電池は用意してあったり、発電ができるライトなどで充電する。ということはできると思いますが、それでは不安という方は、ぜひポータブルバッテリーを用意することをお勧めします。ポータブルバッテリーは災害の他にもキャンプやイベントなどにも使えるので、大変便利です。

ちなみに、私たちは、こちらのPowerArq製品のポータブルバッテリーとソーラーパネルで準備バッチリです。

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その他

  • レジャーシート(数量:2) 1人1畳分を目安にします。
  • 防寒用保温シート(数量:2) 防寒用に役立ちます。
  • 簡易トイレ(数量:適量) あると安心です。
  • タオル(数量:4) 汎用性が高いのであると便利です。
  • 歯ブラシ(数量:2)
  • 歯磨き(数量:1)
  • ポリ袋(数量:10)
  • 黒いポリ袋などは、トイレなどにも使えます。
  • エアー枕(数量:2) もし、床で寝ることになった場合に助かるアイテムです。
  • トイレットペーパー(数量:1)
  • ウェットティッシュ(数量:2)
  • ガムテープ(布製)(数量:1)
  • 油性マジック(数量:1)
  • 筆記用具(数量:1)

何事も初めは色々と揃えてみて、使い慣れてくると、アイテムの良し悪しがわかってくると思います。 一旦揃えた後に、アイテムをステップアップしていくのもおすすめです。

【2次持ち出し】
災害発生後3日の生活に必要なもの

  • 飲料水:2Lペットボトル×6本(1ケース)・ 給水用ポリタンク
  • 食糧:インスタントラーメン・レトルト・缶詰・お菓子など保存期間が長くて簡単に作れるもの(3日分を目安)
  • 衣類:上着・下着・靴下(季節に合わせて)
  • 生活用品:タオル・寝袋・雨具・予備電池・卓上コンロ・ガスボンベ・鍋・ラップ・アルミホイル・紙皿・割り箸・石鹸等(その他必要に応じて)

いつ起こるか分からない災害のために、様々なものを用意しておくのは、 お金もかかりますし、ストックしておく場所も必要になります。また、食材であれば賞味期限も気になるところです。

安心のために防災用食品として日持ちする食品を一式揃えたいというのが理想ですが、 それ以外におすすめなのが、「ローリングストック」という方法です。

「ローリングストック」のイメージ

1. まず必要なものを備え
2. 日常で使い
3. 使った分だけ買い増す

防災の準備をしていれば、いざという時も用意ができているので落ち着いて対応できる心のゆとりが持てます。
非日常では、できるだけ落ち着いて行動できるようにできるのが大切だと思います。
備品は一度用意してしまえば、メンテナンスはあまり必要ないですし、賞味期限がある食材も、ローリングストックを上手に活用すれば無駄もありません。
有事はいつ起きるかわかりません。思いついたときに一気にやってしまいましょう!!

(参考)一般財団法人 日本気象協会

備えあれば、憂いなし!!

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