跡取りの話(1)

30代男性Aさんの、奇跡が起きたお話をご紹介したいと思います。

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Aさんは長男で、Aさんのお父様も長男なのですが、仕事の関係で田舎にある本家を出て東京に住んでいます。そのため本家は次男であるお父様の弟(Aさんの叔父)が継いでくれています。

Aさんの叔父は、とても明るく誰よりも活動的な方でしたが、ある時原因不明の病気と診断されました。

会話もままならず、歩く速度も普通の人の1/10以下、実際は50歳位なのですが、80歳位に見えるほど。

叔父の家族は、ドクターに『例えば良くはならないにしても、これ以上悪くならないようにすることはできませんか?』と相談したそうです。

しかしドクターは『残念ですが今の状態を見る限り、たぶん無理でしょう』ときっぱりと言われ、とてもショックだったと話していたそう。

Aさんは大好きな叔父がこのような状態では自分の父も叔父の家族も辛いだろうと思い、白河とのセッションのときに『これ以上良くはならないにしても、悪くならないようになんとかならないものでしょうか』と相談されました。

白河「この家を継ぐのはAさん、あなただとご先祖様がおっしゃっていますね。つまり、あなたのお父さんが継いで、さらにあなたに継いで欲しいのだそうです。だから、次男であるあなたの叔父様がこの病にかかって、あなたの父親とあなたにその事を伝えようとしています。あなたが白河を知っているので、こうした伝達手段をとって家系を守ろうとしているようです。」

Aさん「私たち家族も東京に住んでいますので、田舎に戻ることはできないのですが、どうしたら良いでしょうか。」

つづく

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