菜の花の教え(1)

3月も初旬頃、関西の方より沢山のお野菜が届きました。

箱を開けるとそこには春が。
その中に菜の花も入っていました。
丁寧に包まれた全てのお野菜が新鮮さをしっかり保ち、送り手の愛情が伝わります。
まず菜の花を調理。

下ごしらえの為に温かいお湯で洗っていると、更にシャキンとして命の強さを感じます。

白河「ありがとう。我が家に来てくれて・・」
菜の花「・・・無言」

沸騰したお湯にお塩を入れ茎の方から入れていきました。

本当は半分に切ってゆでるところをなんとなく切る気になれず・・・ 咲きかけた黄色い花を見つめながら茹でる事に。

やっぱり生き物をそのままゆでる感覚に襲われました。
白河「家にきてくれてありがとう。春をいただきますね。」
菜の花「わたしはこういうのは好まない。私はこうして茹でられてしまうと役にたたない。」
白河「どういうことかしら?栄養分のことかしら?種のことかしら?」

つづく


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