もしも命のOFFタイマーがセットされていたら(1)

突然ですが

貴方の命にOFFのタイマーがあるとしたらあなたは今すぐ何をしますか

とりあえず

  • タイマーをなんとしても長くセットし直す
  • タイマーの通りにその日に向けて人生の仕舞い支度をする
  • 今までと変わらず過ごす

5月半ば、私の親戚がふたりこの世を旅立ちました。

一人は検査入院中に、もう一人は救急車で病院に運ばれてでした。

よく質問されます

「白河先生は人の寿命(命がある間の長さ・生まれてから死ぬまでの時間)がいつ訪れるのか分かるのですよね?」

答えは「いいえ」です。

幸いなことに私には、人の死がいつ訪れるかと察知する能力はありません。

医者が余命を宣言してもそれから何年何十年も、元気に過ごせた人の話は沢山あります。

私のような能力を携えている人たちには、キチンとしたルールがあります。

それは「人の死に関しては前もって分かってはいけない!!」ということ。

人の死に関して担当外である人間は、人の死が分かるといけないのです。

たった一言でも死の時期を発すれば、相手の生き方や生活をコントロールしかねないからです。

但し、ご相談者が高齢と思える年齢になっても元気な姿をされている様子がみえたりすることは、多々あります。

この能力を携わったときに、私に的確なアドバイスをしてくれる『主』に宣言したことがありました。

『もしこの世に神様がおられるのなら私はあなたの手となり足となり、沢山の人を助け、一人でも多くの人を幸せにしたいのですが、出来るのでしょうか』と。

その時の答えはこうでした。

『そなたのような存在は、誰かを助けらなかった場合、後悔し自分を責めるであろうから、敢えてこの力は封印する・・。

それぞれの人物が選んだ運命、また定められた寿命であっても“何故、助けられなかった”と自分を責め、苦しむのは他でもないそなた自身だからだ・・・。

ましてや、すべての人を幸せにするなんて到底できることではない。人の欲は限りないものである。』

その時に思いました。なんて有難いことだろう・・。

確かに、言葉で伝える難しさに加え、ほとんどの人は自分が期待する言葉や結果が得られなかった時、誰かのせいにしたくなるものです。

つづく

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