仏壇についての相談(1)

今年の暑さは、木陰が作る優しさと、エアコンに感謝感謝。

本当にありがとう!!

人間も、地球も土も、草木も生き物も全てが、暑さに疲れを感じていそうです。

お盆も酷暑で、お墓詣りも涼しくなってからと日を伸ばしました。

先日、突然小2の孫が「お墓詣りに行きた~い」と言っていたのを聞き逃しませんでした。

彼のご先祖様達が、「おお!!」と拍手して喜んでいました。

さて、お盆の習わしはお仏壇やお墓に手を合わせご先祖様達に感謝と現在の自分たちの状況を報告することです。

今日健やかに暮らせているのは、ご先祖様達のお陰でもあるのです。

メディアではこの数年“墓じまい”や“仏壇じまい”が取り上げられるようになり、私の所にも仏壇やお墓に関する話やご相談も以前より増えてきました。

以下は、仏壇についてのご相談の一部です。

『この度、持ち家を手放しマンションに住むことにしました。今までより、かなり狭くなるので、作り付けの仏壇は持って行けないのです。

仏壇には父親をはじめ祖父母やその上のご先祖様たちのお位牌が沢山並んでいます。

困ったことに、家の処分などで費用が嵩み引っ越しの予算はギリギリです。

仏壇は持って行きたいのです。でも無理なのです。何か良い考えがありますか?』

男性A氏(60代後半・独身):実母(92歳)と同居

白河「以下の問題についてどうしたら良いか、ですね?」

  • 作り付けの仏壇でかなり大きい  
  • 引っ越し先に持って行きたいが置き場所がない
  • お位牌の数が10基祭ってある

A氏「そうです。仏壇の中は色々な物があって、どうすればよいのでしょうか?」

白河「過去帳はありますか?」

A氏「か・こ・ち・ょ・う?? それは何でしょうか?」

白河「故人の戒名や俗名、没年月日などが書かれた物です」

A氏「え?うちにも有るのでしょうか?一度も見た事がありません。探してみます。母親は、もう何も理解出来ないので何とか見つけます」

私は次のようにアドバイスしました。

つづく

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