命をいただく(1)

30代女性Aさんからの質問です。

「あのう・・病気も自分が作り出しているのでしょうか?

私は毎日の生活の中でずっと良い事ばかりを口に出し考え行動してきましたが、病気になってしまいました。私は自分が病気になることを望んだことは一度も有りませんし、イメージもしていませんでした。なのにどうして私は病気になったのでしょうか??」

人は誰でも病気になったり、事故や災難に遭ったりしたら

「何でこんなことになったのだろう、何故私が・・」と思うことでしょう。

私もそう思います。

Aさんと、お話を続けていきます。

白河「あなたのお食事風景が見えますけれど・・

あなたは、パソコンか携帯を覗きながら食べていますよね。そして時間もとても不規則で食べたい時(或いは食べられる時間)に食べるという生活をしていますよね?

あなたがお食事をする時に目の前の食べ物に向かって手を合わせ「いただきます。」と言っている様子も見えません。それに・・食べ終わっても「ご馳走様」も言わずずっとパソコンを見つめています。

私に聞こえてくる言葉に、『この者、生活習慣(起床時間、食事時間、睡眠時間)も不規則』との指摘もあります。」

Aさん「あはっ。全部分かってしまうんですね。確かに仕事が忙しくて何かをしながら食事をしています。母にもよく注意されます。『食事の時くらい、仕事を忘れなさい。』と。

でも、そのことと望んでいるということと、何の関係があるのでしょうか?」

白河「お母さんはこう言いませんか?『あなた、そんな生活していたら身体に悪いわよ。ちゃんと規則正しい生活をしなさい。』と。」

Aさん「はい。母の口癖です。自分でも分かっていることですし、申し訳ないけれど聞き流していたと思います。」

白河「良く、聞いてね。お母さんが、あなたの生活習慣やお食事の仕方を見て、心配していらっしゃるのに【聞き流していたというのは、病気になる事を受け入れる】ということです。」

つづく

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