三代目の天命(1)

こうしてメルマガを読んで下さっている方をはじめ、私が縁を頂く方達は、皆さん本当に素敵です。

私には、みなさんがそれぞれ、可愛く愛おしく思えます。

もちろん生まれる前の赤ちゃんから、人生の大先輩・・既には肉体を卒業して、魂の世界におられる方達まで。

ご相談の内容は、いろいろです。

誰でも、人生の何処かで立ち止まり、どの道を選ぶべきか悩むようになっています。人生には敢えて困難や試練と思われることが用意されています。このメルマガを読まれて、あなたにも、思い当られることがあるかも知れません。

相談前は迷いと不安で押しつぶされそうだった自分の心が、大きく広がり、びっくりした事。

今まで自分の呼吸が浅かったことや、大きく酸素が胸に入ってくる開放感で身体の余分な力が抜け、楽になっていくことにも気づけます。

今回の相談者はTさん(男性40代) 祖父・父親の後を継いだ三代目跡取りです。

Tさん「今、自分はこの仕事に誇りを持っています。好きな仕事ですし、このまま続けていけば何の不満もなく、老後も安泰だと思えます・・。」

迷うことなく敷かれたレールを走ってきたけれど、他の道を通ってみたくなったいきさつを話してくれました。

以下は彼の迷いや質問です。

・この仕事は天命だと思っている。素晴らしい仕事だし幸せなことだと思っている。しかし、このままでは大きな成功とかは出来ないだろう。自分は本当にこのままで良いのだろうか。

・他に何かが、自分を待っているのではないか。自分にはもっと可能性があり、大きなお金を手に入れられるのではないだろうか。

・今までの人生、結婚を含めて何も間違っていないと思っている。

・今は亡き祖父、そして父は今の私の生き方を見てどう思っているだろうか?

・最近、無性にそんな思いが募り、祖父と父親の意見を聞きたくなった。ただ、自分が生まれた時にもう祖父は他界していて面識はない。

Tさんは、とても滑舌が良く好感の持てる印象の方です。一気に、明るく丁寧に、自分の思いと長い事知りたかったことを質問されました。

すると、早速彼らが来てくれました。

つづく

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