私の後ろの存在(1)

私のオフィスには、すぐ近くの方も遠くからの方も、沢山の方が相談にいらっしゃいます。

そろそろご相談が終わりそうな時間が近づくと、

「あのう・・私にも後ろで見守って下さる方がいるのでしょうか??」

とよく聞かれることがあります。質問された方達のことがとても可愛いく、愛しくなる瞬間です。

幸せになる質問ですのでニッコリ笑って、

白河「もちろん、さっきからあなたの後ろで笑顔で見守って下さっていますよ。」

相談者「ええっ?それは父ですか?母ですか?祖父母ですか?」「愛犬ですか?」「愛猫ですか??」

人によって、色々です。

今日は、毎月相談にいらっしゃる方で、土地を守る「地の神様」のような存在が現れた方のお話です。

40代後半女性Aさん(夫は会社を経営)

Aさん「大丈夫かしらと思っていた仕事が今は、とても順調になって本当に驚いています。しかし、このところ人手不足もあって大きな仕事を見送ったりすることが増えてきています。夫も社員もとても頑張っているのですが、心から安心できるほどではありません。どうしたら会社が安定して、皆がニコニコ過ごせるようになるのでしょうか??(中略)

夫の両親が、ここまで守って来たものをこれからも守っていきたいのです。両親には感謝で一杯なのです。最近私達夫婦は、『いろんな人に助けられているね・・』と良く話しますし、感謝が増えました。」

「実は・・」そう言いながら彼女はハンカチで目頭を押さえています。

Aさん「屋敷の周りがあっという間に草が生い茂り、毎日時間を見つけては草取りをしているのですが追いつきません。夫の両親は屋敷も庭も大切にして来たので、両親がやっていたように、自分たちで出来る所はなるべくやっていこうと決心したのです。

先日も、草取りをしながら色々なことを考えていました・・・。

つづく

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