昔ばなしと成功哲学(1)

私は、神社やお寺にいかなくても、いろいろなメッセージを受け取ります。

少人数セミナーを受けていた、30代のある日のことです。

白板の前で、女性が熱心に話す内容を、メモ魔の私は必死で書き留めていました。

ふと、辺りが水を打ったように静かになりました。

時間がそこだけ止まったと感じた瞬間、私に語りかけてくる存在がいました。

「なあ伊都子、あれ(白板の前でセミナーをしている人)は、未来のそなたの姿だ。そなたはいずれ彼らのように白板の前で話をすることになる。それも大勢の前で」

「えっ?わたしがですか?」

「そうだ。」

それから数年後、私は本当に人の前に立ち、白板の前で話をするようになっていました。

それからというもの状況・場面・事態・場合(シチュエーション)であらゆる「教え」が告げられてきました。

そのお蔭で沢山の気づきや学びがありました。

今は自分の為にメッセージを受け取るよりも、他者の為に前向きな言葉や映像を受け取り、伝えています。

ある時、奈良の長谷寺について調べていました。

普段は関係者以外立ち入り禁止の国宝本堂で、「長谷寺の本尊大観音菩薩(重要文化財)」の高さは10メートルを超えるそうです。

長谷寺の僧侶の言葉の中に長谷観音様霊験という『わらしべ長者の教え』がありました。

わらしべ??聞いたことがあるような・・と思い、早速調べてみました。

つづく

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