対面セッションに小学生のS君と就学前の女の子を連れ来ていたМさんが、帰り際に「そう言えば・・」
数秒間を置いて、ためらっていた言葉に勇気を出して
「そういえば、昔犬を飼っていたのですけど・・その子も私達を見守っていてくれるのでしょうか?」と質問されました。
その瞬間現れたのは、手足が長く、ドッグショーのチャンピオン犬みたいに品の良い立ち振る舞いの子(犬)です。姿はトイプードルのよう・・。
その子は、S君に忠誠を誓うかのように背筋を伸ばし、一瞬でも目を離さないという強い意思でS君を見つめています。
現れた犬と飼っていた犬の特徴を確認します。
Мさんに聞いてみました。
白 河「Мさんが飼っていたのは、トイプードルのような洋犬ですよね?」
Мさん「いいえ、うちが飼っていたのはチワワです。」
白 河「チワワ?ここに来てくれているのは、トイプードルのような手足の長い子です。その子は今、背筋を伸ばし、S君のことを愛しい我が子を見るような目で見ながら座っています。」
つづく