風が心地良いある日、Aさんに息子さんが購入したばかりという家に案内されました。
Aさんの息子さんに抱っこされて、まだ生後7か月のマキちゃんと、ママ、そしておじいちゃまも、賑やかに玄関のお外までお出迎えして頂きました。
生まれて間もないマキちゃんとは、その日、初めて会うのでとても楽しみでした。
大人同士のご挨拶が終わって
「こんにちは、やっと会えましたね~。うれしいです。」とマキちゃんに声を掛けました。
マキちゃんは先ほどから、ずっと見つめてくれています。
私のことを頭から足もとまで、ゆっくりスキャンするように眺めると次の瞬間、「うん!!納得したよ!!」と合図を送ってきました。
ママ「すみません。もうすでに人見知りが始まっていて。ご機嫌があまり良くなくて・・。」
ママはそう言うけれど、マキちゃんとはもうコンタクトが取れています。
白河「マキちゃん。生まれてきてくれたのね~。楽しみに待っていたのよ~。会えてとってもとっても、うれしいで~す。さあ、いらっしゃい、抱っこネ~。」
目を覗きこんでマキちゃんに手を伸ばしました。
するとマキちゃん、まるで飛びこむように思いっきり自分のおてて(手)を伸ばしてきました。
その様子を見ていたパパママはビックリ!!顔を見合わせ
「今の今までグズッていたんですよ・・・。この子は初めての方には絶対行かないのですけど、ビックリ!!こんなこと初めてです。」
マキちゃんは、そんな大人の会話は全く気にせずに
「早く行こう!!見せたい物があるの・・。」と私にテレパシーで伝えてきます。
つづく