ある日の相談者Aさん。
ご挨拶が終わると、こぼれる様な笑顔でこう話されました。
Aさん「ほんの数年前に、経営のこと家族のことで何度も挫けそうになった私でしたが白河さんに相談する度に、こう言って私を励まして下さいました。
「大丈夫、あなたの事業は必ず広がってくのだから。そしてご家族も○年後には必ず落ち着きます。」
私はそれを聞く度に、そうかなあ。本当にやっていけるのかしら。じゃあ、もう少しだけ、信じてやってみようと『大丈夫なのだから』と自分に言い聞かせながら帰っていました。
こんな私ですから、ちっともアドバイス通りには出来ないことが有りましたが「大丈夫」「大丈夫」と口に出して続けてきました。
そして今、本当に白河さんに言われた通りになっていて、改めて驚いています。
気が付けば事業が拡大し、何もかもが上手くいき楽しい日々です。悩んでいた日々が嘘のようです。」
その話を聞きながら、Aさんの成長を自分のことの様に嬉しく思いました。
Aさんは興奮気味に「それでですね・・。」と次の計画を相談してきました。
その内容は、夫の両親から受け継いだ土地と家屋についてでした。
新しくローンを組み、理想的な家に建て替えるという内容でした。
Aさんは身を乗り出して、興奮気味に説明します。
「ここは、賃貸に出来るような設計にして、ここにはお客様がいらした時に、みんなでくつろげるようなペースを用意して・・・、」
話が一息ついたところで、Aさんにゆっくりとそして、冷静にこう伝えました。
つづく