ある日、歴史ある家の跡継ぎ長男Hさんからいろいろと質問を受けました。
その中のひとつは
「先祖代々の神棚を祀っています。場所・祀り方は大丈夫かどうか、確認したいのですがいかがでしょうか?」とのこと。
住所と世帯主のお名前を聞くと神棚やお仏壇が視えてきます。
白河「神棚は東向きに祀ってありますね。大丈夫です。神棚もお仏壇も、東又は南側に祀りますので。」
Hさん「ああ、よかったぁ・・ちゃんと東向きです。」
白河「神棚に3つお札が祀ってありますね?真ん中と向かって右側の物は問題ないようですが、左側の物は何でしょうか?すぐに下ろすようにとのことです。どうもそのお札らしきものは、神々に関係ない物だと思いますが・・・。」
Hさん「あ、左側に祀ってあるのは今年のお正月に近くの大師様で買ってきたお札です。だめですか??」
白河「・・・。大師様は仏様ですので神棚には祀れません。知らなかったとは言え神棚に祀るのはよくありません。お詫びして下ろしてください。」
Hさん「わかりました。そのようなこともわかるんですねぇ。」
白河「それから・・・大師様のお札の他にも、何かが置いてあるので下ろしてくださいとのことです。」
Hさん「ええっ?そうです、そこにはお経も置いてあります。それもわかるのですか?」
白河「神棚に祀るものを間違えてはいけない、トラブルの元になる、とのことです。これで今抱えておられるはずの問題が少しずつ解決に向かい、Hさんの希望通りに進みはじめるかも知れませんね。」
歴史あるお家ですので、子孫がちゃんと神棚やご先祖様を祀られると素晴らしい気づきがあり、毎日がさらに充実してくることでしょう。
神棚があるお宅は、祀り方を一度確認してみてくださいね。
おわり