爪のトラブル(2)

私たちの手足の爪は、皮膚や髪と同じたんぱく質の一種「ケラチン」で構成され皮膚の角質が変化して硬くなったものだそうです。(爪の基礎知識より抜粋)つまり、皮膚や髪の毛と同じように乾燥するということなのです。

高齢者施設関係者の方たちから入居者に「巻き爪」が多いという話は聞きますが、その原因のひとつに乾燥もあるということを最近知りました。

また足の爪は歩く時に体重を支える役割をし、それがないとつま先に力が入らないので転倒しやすくなったりするそうです。

爪といえば、

実は私も数年前に足の親指が突然痛くなり、旅先で原因も分からず、一緒に行った方達に迷惑をかけてしまったことがありました。

ご一緒していたドクターに訳を話して、爪が皮膚に食い込んできているのが原因と分かったのでした。

その時は何故こんなことに・・自分の爪が刺さるの??と思いながらも、そこに至った原因までは思い当たりませんでした。

何故なら、見た目には変化が全くわからなかったからです。

一番の原因は『無知』

確かに爪の働きについて深く考えたこともなかったし、爪のトラブルついて何も知らなかったのです。

そういえば昔、医学を学んでいた父に言われたことを思い出しました。

「爪で健康状態を判断したりするから、とても大事なんだよ。お洒落でもね、爪の色や形が分からなくなるのは良くないんだよね。帰宅したらすぐに、色のついたマニキュアって言うんだっけ??それは落とした方がいいよ。」

爪ってそれほど大事・・分かってはいるけど・・・。

原因・・思い返せばその半年ほど前のこと

・左足を捻挫し、20日間くらい足首から下に力を入れて歩くことが出来ませんでした。

・そのため指(爪)にも力が入らずにいました。

暫くは左足を守ろうと自然に右足に体重をかけて歩く日が続きました。

手入れは怠らずやっと、普通の生活が戻ってきました。両足でスイスイ歩けることのなんと幸せなこと。

ケガをしないと、足の大切さも当たり前の生活も、とても有難いものだと感謝を忘れていたかもしれません。

足に力を入れても爪がなければ踏ん張ったり歩くことが出来ない。

そうだったのか!!感謝感謝。

それなのに捻挫も治ると足の痛みも忘れてすぐに、長野県に“お蕎麦を食べに行く小旅行”を計画しました。

出かける前日に、そうそうスニーカーを履くからちゃんと爪もチェック。親指の爪端が伸びているように感じて「これは切った方がいいわ。」と綺麗にカットしました。準備万端OK!!

しかしそれが、旅行中の痛みとの闘いになってしまいました。(カットした部分は爪が皮膚に食い込まないように保護してくれていた部分だったのでした)

幸い先のドクターに、応急処置をしていただき大丈夫でした。

しかし、戻ってから1週間位してまた、痛みが・・。

直ぐにドクターの病院へ。爪の端をいつもより深くカットした為に巻き始めて皮膚に食い込んできているとのこと。「次の診察まで少し伸ばし気味で、カットしないで。」と注意されました。

これをきっかけに、もう一度『指と爪のケア』について調べました。

つづく

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