10月11日夜:誰もいないリビングのテレビが付いていました。にぎやかなお笑い?バラエティー番組でした。
お風呂上りということもあってくつろいだ気分で椅子に腰かけたところ、番組内である女性が「私、霊感があるんです。金縛りにあって横を向くとそこに着物を着た人がいて頭には猫の耳が付いていて・・・」と語り始めました。
司会者の上田さん(くりーむしちゅう)は「はあ??」
女性「私、猫アレルギーなのでごっちゃになっているのでしょうか?それで除霊の為に『塩水』を飲んでいるんです。それに、『塩・酒・米』も良いって言いますよね。」
というようなことを真剣な顔で話しています。
するともう一人の女性出演者が「あのね、『塩風呂』に入ると良いんですって。それもね、頭まで全部が塩風呂に浸からないと効果がないんですって。」
私は、その番組を見ながら「何を言ってるんだか」と独り言を言いながら、そして笑ってしまいました。この番組を見て、これが真実と思う人が増えるだろうに・・。
もし、本当に霊がとり憑いていたらそんなことぐらいでは外せないのです。
何故なら、霊は亡くなる前は人間でした。
彼らが死後誰かに取り憑くのにはちゃんとした理由があるのです。
人は死んだからと言って直ぐに人格が変わるわけではありません。
死んでも、気になることや思い残すことがあると、凶暴な人、疲れている人、病気の人、気の弱い人、優しい人を利用して自分の思いを伝えようとします。
何故取り憑いたのか、その内容や理由も分からず、塩や呪文やお経をあげても納得しません。
彼らと、ちゃんと話して彼らの強い思いや、我々に何を伝えようとしているのかを理解する必要があります。
ほとんどの霊は自分の子孫やお世話になった人々を守ろうとしています。
もしあなたやあなたの周りで、聞いてもいないのに突然「霊が取り憑いていますよ!!」と言う誰かがいて「あれを買いなさい・どこに行きなさい・何をしないといけません」など言う人が、または「私は霊感があって見えるんです」と言う人がいたら信じないで下さい。
低い霊が見える人は簡単に、見えると言いたがります。
低い霊に遊ばれているのです。
“本当に霊と対話出来たり、霊を説得できる人”は、
霊の特徴や話し方まで真似を出来、何処でその方に出会い、当時の服装や髪型なども伝え、何のために今現れているのか(取り憑いているのか)を霊に聞き、その方に分かるように伝えます。
つづく