寂しい病(1)

寂しくて病気になることがある、ということを信じてもらえますか?

私は「寂しい病(さみしいびょう)」と名付けています。

私は毎年、個人セッションやコンサルタント、そしてセミナーなど、個人的な出会いも含めると述べ2000人以上の方達にお会いします。

人は、誰かに必要とされたり誰かの役に立てたりすることに喜びを感じる生き物と言われています。

ところが「自分は誰からも愛されていなのでは・・」とか、「必要とされていないのでは・・」と思い始めると心が寂しくて、「氣」が勢いを失っていく人が多いようです。

「氣」とは、元気・やる気・気合い・その気・気持ち・気のせい・天気・病気等々。

氣はパワー。

元なるパワー、やろうと意気込むパワー。

「よし!!」と奮い立たせるパワー、自分を導くパワー、心の持ちようで変わるパワー。

日本には「気」(氣)という字がつく言葉がとても多いですね。

誰かに気に入られようとして無理して生きる必要はありませんが、誰からも愛されていないかもと思ったり、寂しいと感じると、氣のパワーが小さくなったりしがちです。

忙しさでその気持ちを紛らわしていられるうちは本人も気付かないのですが、やっと休みが取れたり、疲れがふと出たりした時に、気付くのを避けていた寂しさが、突然襲ってきます。

けれど、その寂しさを認めることが出来ないと、私達の体は何処かでトラブルを発生させて「早く対処するように」と教えてくれます。

例えば誰かと話をして、ふと心が軽くなる状況は誰もが経験していることでしょう。

時に、重篤な病の症状が劇的に軽くなったり、或いは治ったりするのは奇跡ではなく、寂しいと思えていた自分が、決してひとりぼっちではないと気付いた時に見られたりします。

心の寂しい病(さみしいびょう)から病気に進行していくケースは、とても多いのです。

「気をつけてね!!」という言葉を家族や親しい人に言われることがありますね?

「気をつけてね。」とは

⇒「あなたを思う私のこの気持ち(パワー)を身体中に付けて行ってね。」

という意味です。

「気をつけて行ってらっしゃい」

⇒「私の愛情をいっぱいあげるから持って行ってね。愛しています。大切に思っています。」です。

言霊ですね。意味がちゃんとわかると心も体も元気になります。

つづく

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