死んだ後のこと(1)

ブログ会員Aさんからの質問です。

白河先生のブログ『お盆』を読んでいた母がため息をつきながら呟きました。

Aさんの母「私いやだな~」

Aさん「どうしたの?」

Aさんの母「夫婦はあの世でも一緒に居るものなの??」

ブログ内で取り上げた内容は”最近亡くなった母親はあの世に行き10年前に他界した父親と会えたのだろうか“というものでした。

Aさんのお母さんは心底驚かれたそうです。

何にって、相談者の男性のお母さんが“お父さんは今、釣りに出かけている”というくだりで、夫婦はあちらの世界でもまた一緒に生活しているのだ!!と。

Aさん「母は肩をガックリ落としていました。『結婚してからずっと精一杯、夫やその家族、親せきにまで気を使って尽くしてきたのに。死んでからは、ご褒美に空でも羽ばたいてあちこちいけるかもと思っていたのよ。』

そして母は真剣な顔で『ねえ、白河先生はご存じないかしら??自由になる方法を・・・』と言います。

先生、母は真剣です。言葉だけでも母を安心させてあげたいとは思いますが、どうしたらよいのでしょうか?」

確かに「一緒のお墓に入りたくない」という話は、昔からお茶の間向けの番組や雑誌などでよく取り上げてられていて、今でも相談される方もいます。

お墓の中も嫌だけど、死んでからもまた一緒に暮らすなんて・・・死んだら解放されると思っていた人にはショックかも知れません。

そうですね。ほとんどの人はこの世を離れた後私達がどうなるのかを知る機会はないのですから。

また、あの世でもこの世と同じようにそっくりな暮らしをしている人達がいるということを聞いたりする機会は少ないと思います。

そして、世の夫達は(妻たちは)、まさか妻(もしかして夫も!!)が心の中で墓には一緒に入りたくない、或いは『死んだ後は二度と会いたくない』と思っているなんて知ったらガッカリしますよね。

では、このお話を読まれている方達にあの世の仕組みの一部を、お伝えしたいと思います。

つづく

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