母親を中学生の時に亡くしたIさんへ、お母さんからのメッセージ
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Iちゃんへ
私の大切な大切な大切な大切なあなたは、私にプレゼントを沢山くれました。
人を愛しみ育てるという幸せや、それと共に私も人間として少しは成長できたことでしょう。
そして私はあなたに、謝らなければいけません。
私はあなたの可愛いAちゃんを抱いてあげることも、一緒に育てることもできません。
あなたは私の宝物。
その宝物のこども、Aちゃんは私の宝物でもあります。
あなたもAちゃんと同じで、のんびり屋さんだったのよ。
覚えているかしら、ママはあなたの事は、感情的に怒ることはなかったわよ。
聞き分けのないふりをするあなたに、よくこう言っていたの。
『ママね、そろそろ怒るけどいいの?いいの?怒るわよ。』って・・。
それから覚えてるかしら。
ママと競争ねって、何でも一緒にやったわよね。
特にカレーライスを作る時のあなたは張り切ってた。
サラダも作るのだけど、ママがお野菜を用意している間にあなたに「先に宿題をやっちゃいなさいね。」と言うと「うん」って。
そして、「宿題終わったよ。サラダ、後は私に任せてね、ママ」ってあなたは腕まくりしてた。
ゆで卵の輪切りを乗っけるだけだったんだけどね。(笑)
つづく