伝えておきたい言葉(1)

「亡くなった人と会話をすることはできるのでしょうか?亡くなった人に『ありがとう』と言えなくて後悔しています。」

ある法人セミナーで思いつめた顔をされた方からのご質問でした。
本当はちゃんと話したかったのに、意地を張ってしまって会えないままだったとのこと。

そのお話を頷きながら笑顔で聞いている私を見て、質問された方は怪訝そうな顔をされます。
(笑っている場合じゃない!!という相談者の内なる声が聞こえます。)

確かに・・・。
実は、もうその亡くなった方が来ていらして、ニコニコ笑って話しかけてこられるので、自然に私も笑って受け答えしているのです。

亡くなった方は、誰かがその方のことを思った瞬間に、波動があった場合すぐに反応して下さいます。
その時彼ら(亡くなった人)は、自分の事をどう思ってくれているのかを知り、その事に真摯に答えてくれるのです。

相談者さんの横側に、細面で鼻筋が通り、髪を几帳面に七三に分けた男性が「父親です。」と名乗りました。ニコニコと微笑んで立っています。

相談者さんにその特徴を伝えると「父親です。間違いありません。」とのこと。
確認の後、亡きお父さんの思いを伝えます。

つづく

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