宮崎・高千穂ツアーに行ってきました(3)

さて、次の日は待望のバスツアー。

朝、早めの集合時間でしたが皆様のお集まりが早いこと!ドキドキワクワクが伝わってきます。

ホテルから高千穂峡へは約2時間の長い道のり。

道中は皆様にマイクをまわして、白河先生との出会いのエピソードや実際に起こった奇跡のお話など、笑いあり涙ありの数々のお話をシェアしていただきました。

まずは「道の駅 高千穂」にて小休憩。

天の岩戸に隠れた天照大御神を誘い出す為に踊ったアマノウズメノミコトと、天の岩戸を開いて放り投げたタヂカラオノミコトの神楽面の大きな石像は圧巻です。

アマノウズメの神楽面

そして「高千穂峡」へ。

大自然の中の遊歩道を散策しながら、高千穂といえば!の渓谷・滝・ボートの絶景。

斜めや縦に走る岩肌や深い渓谷の緑、エメラルドグリーンに光る水面に目が奪われます。

太陽を受けて緑が光る渓谷

遊歩道のもう少し先まで足を進めたいところでしたが、大自然とこの場所に来られた事に心から感謝して、次は今回のメインとなる「天岩戸神社」へ。

「天岩戸神社」は西本宮と東本宮からなる神社。この二つの本宮は川を挟んで鎮座しています。

西本宮は天照大御神が隠れたとされる天岩戸を祀っており、西本宮の先には「天安河原」の洞窟があります。天岩戸に天照大御神が籠った際、闇に閉ざされた世界を案じた八百万の神々が話し合いをした場と言われています。

東本宮は、天岩戸から出てきた天照大御神が最初に住んだ場所を祀っていて、地元からの信仰が篤いそう。

私たちは川を渡って、初めに西本宮へ。

きれいに舗装された参道を歩いていると、どこからともなく大きめのしじみ蝶が!

そういえば、じみ蝶が昨年の伊勢神宮参拝ツアーでも、私たちグループの頭上をくるくる飛んでいて、先生があの時も「あら、大金が入るわね」と仰っていました。そして後日、参加者の方々から、「大金が」とか、「大きな仕事が」と報告が入ったのを思い出しました。

今回もくるくる、参加者の方々の頭上を飛び回りはじめ、歓迎を受けているかのようです。

皆さんは、もう大歓声!!

「あら、お金が入りますね。大金ですね、楽しみですね」

先生が蝶を目で追いかけ、「皆さんに更なる良きことが有りますよ」と、ワクワクさせて下さいました。

西本宮の鳥居の前で、集合写真をパチリと撮ったあと、中へ進みます。

(シジミ蝶はその間も、人と人の間を飛び回っています)

鳥居をくぐると、ふっと変わるひんやりとした空気を感じながら社務所前まで進みました。

天岩戸神社の鳥居をくぐる白河先生

今回「天岩戸神社」では、団体としてご祈禱のお願いをしていました。

スタッフが社務所にて手続きを済ませる間、皆様にお待ちいただいていると、中の西本宮拝殿方面から3羽の美しい立派なにわとりが近づいてきて、その美しさに心を奪われました。

のちに宮司さんが説明してくださったのですが、赤色野鶏(セキショクヤケイ)というキジ科の野鶏だそうで、ここ西本宮にていただいた2羽から孵して何羽も飼育しているのだそうです。

3羽の美しい赤色野鶏

そのうち、西本宮拝殿から「ドーン、ドーン」と太鼓の音が。

鳴り響く太鼓の音と、背筋を伸ばし3羽横並びで堂々と歩くその姿は、さながら神話の神の使いのよう。

太鼓の音は「神様が来られた」時と帰られる時の音です、と以前先生が言われていたけれど、本当に聞こえた気がしました。

「伊都子殿が参られた故、今そちらへ行くで、暫し待たれよ」と。

そうしているうちにご祈祷の準備が整い、鳥居から西本宮拝殿方面へ向かう3羽に導かれながら私たちは足を進めました。

グループの周りにはずっと蝶々が舞い続け、社殿に入るのを見届けると離れていきました。その様子は皆さんも見ていらして、感動されていました。

つづく

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