亡くなった子供達が言いたかったこと(1)

最近のことです。親せきでの葬儀が2つ続きました。

それぞれがいつかこの日が来ると覚悟はできていて、残した家族が困らないようにと法的な手続きや財産についてしっかりと事務処理が出来ていても、家族は思うようです。

『何か言いたかったことがあったのでは、思い残したことがあるのでは・・』と。

大人が旅立っても、残された家族はいろいろ思いながら涙します。

ましてや、幼い子どもの両親は尚更のことと思います。

以前あるテレビ番組で、幼い子どもを亡くしたお母さんが子供からのメッセージを知りたいというのがありました。

ところがそれは、子供達からのメッセージを聞いて尚更お母さんを苦しめる結果になったのでは?と思える内容でした。

私たちは、この地球に魂の成長の為に学びに来ていますが、生まれること生きること、やがていつか迎える死について、学ぶ機会は少ないと思います。

仏教の古典によれば

「仏の悟りははるか彼方にあるのではなく、

ただ私たちの”この一瞬の心”が仏の悟りを全部備えているのである」

つまり、人はそれぞれの異なる人生において場面、場面に現れる現実の具体的な問題に真正面から向き合うこと、なのだそうです。

テレビ番組で取り上げられるものは、視聴率の為に敢えて企画されたものもあるでしょう。

興味ある番組としてだけ見るのではなく、もし自分の問題だったらと考えながら常に見ることも大切かと思います。

次は先の番組の内容ですが、子供も親への愛を大切にしていると改めて学んだ内容です。

つづく

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